特定非営利活動法人 古仏修復工房

古仏修復工房は文化財の修復を通して日本の文化を守り、後世に伝える活動をしています。


古仏修復工房トップページ


 NPO古仏修復工房の活動にご関心をお寄せくださりありがとうございます。今現在も修理費用がなかなか捻出できないなどの理由のため、放置されたままの仏像文化財がたくさん存在しています。それらのすべてを救うことは無理な話なのですが、皆様の力で一体でも多くの像を後世に伝えていくための修理補助を古仏修復工房で行っております。
 皆様からの寄付金を修理費用の一部として活用させて頂きます。指定文化財から漏れてしまった文化財に対して、特に寺院ではなく地元集落で管理されている仏像など、財政基盤の弱い管理団体にとっては文化財の保管は難しく、少額の援助でもありがたいのが実情です。日本の文化財指定日本の文化遺産を後世に伝えるためにも、ご協力いただけるよう、お願い申し上げます。皆様のご支援を心よりお待ちしております。


■近況

 東関東大震災から5年が過ぎました。修理の依頼も一時期よりは落ち着きましたが、まだ、震災関連の修理の話が続いています。なかには、震災時に応急処置をした像がその処置適切でなかったために、数年後にさらに破損するという例もあり、もうしばらくは震災関連の仕事が続きそうです。


■2018年度の修理補助について

 

 2018年度修復予定の像は、茨城県、霞ヶ浦の傍に立つ小さなお堂に納められている空也上人像です。震災の際、倒れたことにより破損したのですが、2017年に簡易修理を施しています。

 空也上人は平安時代中期の僧で、民間における浄土教の先駆者と評価されています。身分を問わず幅広い帰依者を得、道や橋、寺院などを造る社会事業を行いました。
そんな空也上人ですが、この地の伝承では、空也上人が鹿に乗り遠路、布教にやってきたが、やがてこの地で鹿と共に亡くなったと伝えられており、墓とその乗ってきた鹿の角と伝承されるものも残っているようです。
 
 空也上人の像というと、京都、六波羅蜜寺に伝わる、空也上人像(鎌倉時代 重要文化財)が有名です。口から「南無阿弥陀仏」を象徴する六文字、六体の仏像を吐き出す独特な姿で、空也上人といえばこの像を思い浮かべる人は多いと思います。今回のかすみがうら市のお堂に伝わる像は、像高約60cm程の像で、南無阿弥陀仏ではなく、雲にのった阿弥陀三尊と思われる像を吐き出す姿に作られており、写実的な造形の六波羅蜜寺の像に比べると表現もごく素朴な像です。ただ、戦国期頃にはこの地は浄土系の信者の一大拠点だったとのことで、歴史的にも重要なものであると思われます。

 お堂は十年以上前に建て替えており、しっかりとした建物に代わっていますが、仏像は部材が外れたり、何度か全体に塗り直しされたこともあり、当初の面影はなくなっています。2017年に簡易修理は行ったものの、長く残していくためにしっかりとした修理をしたいということで、今回の修理につながりました。よろしければ、ご寄付をお願いいたします。



1.サポートの申込書

日本の文化遺産を後世に残していくためには多くの人の協力が必要になります。
正直、活動は始まったばかりで、全てが順調というわけではありませんが、それでも、たくさんの人が、この活動に興味を持ってくれていることを感じています。



◆ご支援金の送金方法について 

□ 郵便局からの振込 (振込取扱票)

□ 一口 1万円でお願いいたします。 

※寄付していただいたご支援金は、全て仏像文化財の修理のための材料費や事務費に使用させていただきます。



◆連絡先
メール:info@butuzou.net

・名前
・住所
・連絡先

以上、メールにてご連絡下さい。郵便局の振り込み書等を送らせて頂きます。


 

古仏修復工房